haraduka's diary

やる気が欲しい

ちょこっと研究室見学5

ちょこっと研究室見学も最後になりました。
今日は認知とか、ソフトロボットとか、そういう不思議な感じな研究室です(結構興味あり)。

  • policyとして、今ある技術でどうこうできるものではなく、長く語られるような研究をしたい。人間の脳のシミュレーションだとか、胎児のシミュレーションだとか、ソフトロボットの開発だとか、人間の運動の仕組みだとか。
  • 人間の脳のシミュレーションでは、脳の密度分布と、MRIでの脳神経から他の神経へのつながりなどの解析結果等を使って、胎児の脳を組み上げる。これはいわゆる神経モデルをつなげただけ。だいたい神経が260万個、シナプスが10億個くらいらしい(実際の脳とは随分違うけど)。これらを使った何かを考えているらしい。
  • 胎児が何かしらの外界からの刺激を受け取ってそれを学習していくことによって何かを学ぶようなシミュレーションもしている。これは強化学習によって行っているらしい。
  • 最近ではソフトロボットというのがトレンドにあるらしく、かなり簡単にやわらかいロボット作れる。空気を使う。この先この分野に何を見出すのかはよくわからないが。
  • 接触抵抗を用いたセンサで手全体の感覚を調べる。それらを解析することによって、人間の手の動きなどに関して知見を得る。

研究室見学を5つもしてみて思ったのは、やはり人工知能というのはずっと先なんだなぁということだ。これを残念に思うか、まだ自分にやることがたくさんあるんだ、と思うかは本当にただただ考え方次第である。
正直、何も考えずロボットと戯れる大学時代もありかもしれないし、人工知能というロマンを追いつづけるのもありかもしれない。
どうしましょうかね笑